墓石のデザインや文字のルールを紹介!
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  1. 墓石の色やデザイン、刻む文字のルールや付属品まとめ

墓石の色やデザイン、文字入れのルールなど詳しく紹介!

墓石に使われる代表的な石種と選び方

墓石に使われる代表的な石種と選び方

墓石に使用される石は100種類を超えていますが、一般的なものはそのうち30種程度です。

石種選びの基準としては、まず「色」が大きなポイント。ごく一部ですが、代表的な石種とその産地・特徴を色別でご紹介します。

グレー系

もっとも一般的で馴染み深い色。

・本小松石(日本)灰緑が美しい最高級の石。

・新八光(中国)硬度が高く安価。経年変化が少ない。

・G654(中国)暗色系では最も手頃で人気。

白系

明るさをたたえた印象に。縁起がよいともされている。

・白御影石(中国)日本で最も多く利用されている安価な石材。

・庵治石(日本)最高級石材として有名。水晶と同等の硬さをもつ。

・インド銀河(インド)硬度・吸水率ともに墓石向き。

黒系

高級感があり、重厚な雰囲気に。最近人気の色。

・クンナム(インド)インド産の最高級御影石。非常に高い耐久性。

・インド黒(インド)吸水率が低く劣化しにくい。

・エボニーブラック(スウェーデン)非常に硬質で吸水率が低い。

赤系

人気急上昇中の色。新鮮な雰囲気に。

・中国マホガニー(中国)比較的安価で艶もちがよい。

・マルチカラーレッド(インド)赤地に黒のマーブル模様。建材にも利用。

・ニューインペリアルレッド(インド)真紅の御影石。非常に硬い。

青系

特に関西地方で好まれる色。

・フィンランドグリーン(フィンランド)磨くととても美しい。

・インドアーバングレー(インド)価格が安定しており高耐久性。

・吹雪石(日本)濃い青色で非常に美しく珍しい色。

基本的に墓石に使われる石は、「硬度が高く、吸水率が低い」ほうがよいとされています。と言いますのも、墓石は長年雨風にさらされる環境にあるからです。硬くて頑丈なものは長持ちしますし、水が浸透しにくければひび割れ・サビの発生を防ぐことができます。

ただし宮内庁御用達の最高級石「本小松石」のように、吸水性が高く、時間の経過とともに起こる変化の美しさを楽しむ石もあります。価格については硬度や吸水率も当然関わってきますが、採れやすい・採掘場が港から近く搬送しやすい、という理由で安価な石もあります。安い石だからダメということではなく、色の好み・デザインとの相性・耐久性など総合的な点から判断したいものです。

墓石に刻む文字の場所と内容

墓石に刻む文字の場所と内容

お墓に文字が刻まれる場所は、次のようになっています。

※棹石(さおいし)とは、一般的な和墓で一番上に設置された縦長の石を指します。

棹石の正面:家名

棹石の右側面:戒名・俗名・享年・没年月日

上台石(棹石の下に位置する石)の左側面:お墓の建立年月日・建立者名

建立年月日と建立者名は棹石の左側面に刻まれることもあります。

棹石の正面に刻む文字は「家名」としましたが、実は特別な決まりはありません。家族をまつる一般的な家墓では、「○○家之墓」「○○家先祖代々」といった家名を刻むものが最も一般的です。「先祖代々之墓」など家名のないものもあります。個人墓や夫婦墓では、故人の戒名・俗名(生前の名前)を刻むことが多いです。南無阿弥陀仏(なみあみだぶつ)などの名号を刻むこともありますし、家名の上に梵字をつけたり、家紋を刻むことも。

最近では「愛」「祈」「和」「やすらかに」「永遠に」など、家族への思いを込めたものや自分の好きな言葉を刻む人も増えています。家族へのメッセージや好きな詩を刻む例もあり、墓石に刻まれる文字は今後ますます多様化していくでしょう。ただし墓地の宗派によっては自由に文字を刻めない場合もあるので、事前の確認が必要です。

お墓の付属品とその選び方

お墓を思い浮かべると、墓石だけでなくお花をたてる部分があったり、線香を置く部分があったり…色々な付属品が要りそうですね。このような付属品には最低限必要なものと、そうでないものがあります。選び方としては、まず最低限のものをそろえて、その他は予算に余裕があれば足していくという方法をおすすめします。

一般的に最低限必要な付属品は、外柵・花立・水鉢(みずばち)・塔婆立(とうばたて)・香炉/香立・拝石です。

お墓の付属品とその選び方
・外柵

となりの墓地との境界線を明確にする役割がある。

・花立

お墓参りの際に供花をたてる部分。

・水鉢

故人が喉の渇きを潤すために設置されるもの。

・塔婆立

納骨や法要の際、卒塔婆(そとば)を立てるために必要。卒塔婆は供養のために用いられる、細長い木の板のこと。

・香炉/香立

線香を供える部分。線香を横に寝かせるタイプは香炉・立てるタイプは香立。

・拝石(はいせき・おがみいし)

お参りがしやすいよう、お墓の手前に敷く板状の石。納骨堂のフタの役割にもなる。

以上が最低限必要となる付属品です。他には次のような付属品があります。

・墓誌 墓石に刻みきれなくなった戒名や俗名を刻む。

・灯籠 本来は照明の役割をしていた。現代では供養の意味合いが大きい。

・名刺受け お参りに来た人が名刺を入れるためのもの。

・手水鉢 お参りの際に手を清めるための水を入れる鉢。つくばいとも呼ばれる。

・物置台 お参りに来た人の荷物置き。

・玉砂利・植木 お墓の見た目をよくするためのもの。